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タイトル :「相加平均」操作に焦点を当てた内包量の理解度調査とその学習支援方略の研究
著者 :斎藤, 裕
刊行年月 :2017-3
掲載誌名 :人間生活学研究
巻 :8
開始ページ :81
終了ページ :88
ISSN :1884-8591
抄録 :算数(数学)教育において、『外延量』と『内包量』について、その性質の理解が重要となる。前者においては「長さ」「重さ」「体積」などが代表的であり、後者においては「速さ」「濃さ」「密度」などが代表される。このように実際的な量であるが、両者はその性質を異にする。その一例が「加法性」である。前者のみ、それを満たしている。中でも「平均」が問題である。内包量は非加法性のため、「相加」平均できないはずである。また、内包量も多岐に渡る。日常生活が内包量概念獲得に深く関与しているならば、各々の内包量概念は、どのような経験がなされているのかによって、その獲得状況に大きな差異が出てこよう。そこで、本研究では、被験者を大学生とし、内包量として「速さ」「濃度」「(人口)密度」を選び、それらについて”平均”について調査し、彼らレベルにおいて「内包量」についてどのような理解状態にあるのか確認することを第1目的とし、次に、内包量理解・学習支援方策の希求も第2の目的とする。具体的には、その援助方略として、1.比較する量の差を大きくすることによって、「相加平均」への違和感を喚起する。2.内包量の意味(求め方と性質)を「速さ」を例に説明する。という2方略を採用し、その有効性を検討した。結果、1.「割合」について第3用法でも高い正答率を見せる学生が、『内包量の平均』問題では正答できない。2.3種の内包量において正答率に差がある。その分野理解程度に「内包量」理解が起因する。3.どの種の内包量においても「平均」に関する誤答は『相加平均』誤答が顕著。4.比較差を大きくすることによって「足して」平均することへ”アラート”(違和感の喚起)としようとしたが、不十分な結果となる。5.教えた内容には効果がみられたが、他の内包量への拡がりは不十分。となった。様々な内包量の「非加法性」理解の不十分さ(外延量的理解)は確認されたが、その修正が十分だったかと言えば、必ずしも満足が得られるものではなかった。今後、内包量学習支援を改善し、さらなる研究を行っていきたい。
キーワード :内包量
加法性
相加平均
違和感の喚起
大学生
資料種別 :Journal Article
言語 :jpn
URI :http://hdl.handle.net/10623/73607
出現コレクション:01 人間生活学研究

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